ALCとは、発泡剤で多孔質化した軽量気泡コンクリートのことを指します。内部に無数の小さな気泡を含むため、軽量で施工しやすく、断熱性や耐火性に優れています。鉄骨造等の建築物の外壁材や内壁材、屋根、床、間仕切りとして広く利用されています。Autoclaved Light-weight Concreteの略で、板状にしたものはALC板あるいはALCパネルといいます。耐震性・耐火性に優れた素材だが、しいていえば水分に弱いのが弱点です。長期間塗装をせずに放置すると目地コーキングの劣化やチョーキング現象などで壁全体で雨水を吸収してしまい、内部の鉄筋が錆びたり、水分が建物の柱、梁などの鉄骨をつたって雨漏りの原因になることがあります。1930年ごろにスウェーデンではじめて工業生産化され、続いてドイツ、オランダ、旧ソ連など北ヨーロッパを中心に急速に普及。日本には約40年前に導入されました。