屋上緑化とは、ビルや住宅などの建築物の屋上に、芝や樹木を植えて緑化することを指します。屋上緑化の第一の効果は断熱効果です。階下に伝わる熱が減ることで、屋内の冷暖房効率が上がり、エアコンの使用度合いが軽減されるので、近年、ヒートアイランド現象の解決策として注目されています。省エネルギー効果も期待できる。その他の効果としては、建物を紫外線から守り耐久性を高めたり、保水効果による雨水の流出緩和、屋外騒音の吸収、植物による大気の浄化などがあります。屋上緑化のタイプは、大きく分類すると集約型と粗放型の2種類です。集約型とは、維持管理が必要な地上にある庭園や緑地・公園を屋上につくったものです。粗放型は、ドイツの環境共生型住宅などに多く見られる。自然に近いかたちで植栽され、ほとんど手を入れなくても維持されるものです。ドイツでは屋上緑化の大半が粗放型緑化であるのに対し、日本では集約型緑化がほとんどです。