ロココ様式とは、1710年末ごろから1770年ごろまでヨーロッパで栄えた装飾美術の様式のことを指します。フランス語でRococoといい、語源は、ベルサイユ宮殿の庭園を飾った貝殻模様の人造石のロカイユから。 フランスを中心にヨーロッパ各国で流行した装飾美術のスタイルで、バロックと新古典主義の中間に位置します。重苦しいバロック装飾や、シンメトリーの堅苦しい構成から離れ、軽やかで、流れるような曲線を主体にした造形、優雅で女性的な様式となります。椅子に用いられたカブリオレと呼ばれる曲線脚は、ロココの代表的なデザインだといわれています。