白紙委任状は、(マンション管理組合の)集会に出席しない組合員が、代理人を通して自分の議決権を行使しようと、代理人を指定しないまま、白紙にして組合に送るものを指します。そもそも白紙委任状は、委任状作成者が、受任者となる人を特定せずに、記載の一般事務の処理及びこれに要する代理権の授与の申し込みをし、これの取得者が白紙の部分に受任者として自己の名を記入することによって、両者間に契約が成立し、受任者としての権利義務と代理権を取得するものであり、中小企業等協同組合法で、その行使は認められています。また、同法11条5項では、代理人は、5人以上の組合員を代理することができません。白紙委任状を交付された受任者が、空欄を濫用した場合については、代理権授与表示による表見代理が成立する場合があります。