コートハウスとは、敷地の周りに塀を兼ねる外壁をめぐらし、中央の庭を囲んだ形の住宅のことをを指します。スペイン地方によく見られます。京都や古い宿場町などでも中庭を取り込んだ町屋などがありますが、これも一種のコートハウスと考えられます。中庭は、外部に対しては外壁や建物自体で閉ざされた空間だが、通行人などの視線を気にせず、プライベートな半戸外空間として活用できるようにしているのが一般的です。そして、中庭に面して設けられた開口部によって光や風を取り込むこともできます。このように、通風や採光を確保しながら、プライバシーも守れるメリットがあるので、建物が密集して南側に大きな開口部がとりにくい都市部でよく採用されます。