専有部分とは、集合住宅において、区分所有者本人にだけ所有権がある住戸部分のことを指します。この部分については、間取りを変更したり、賃貸や売却(譲渡)したりすることも区分所有者の自由です。専有部分に対し、共用部分は、区分所有者全員、つまり居住者の共有財産となり、したがって全員に管理義務があるとされます。壁紙や天井、床などの内装材、電気・電話の配線、給排水管のうち共用竪管までの横引き管などは専有部分に含まれます。コンクリートの骨組み自体(躯体)、外壁、戸境壁、柱などは共用部分です。マンションの敷地も、法律的には、区分所有者の共有で、専有面積に応じて、比例持分が決まります。たとえば、専有面積が100平方メートルの人の土地の持分が20平方メートルなら、他の居住者の土地も専有面積の20%ということになります。なお、その所有地がどの部分かは特定されていません。