不動産オークションは、欧米ではすでに一般的な不動産流通手法の一つですが、日本では1999年に規制が緩和され、解禁となりました。不動産を売りたい人がいて、その物件を買いたい人がいます。それがどのような物件なのかという、売却・購入の検討材料が十分とはいえない中、相場価格で買うか、買わないかを決めます。これが、今までの一般的な不動産取引のやり方と言えます。もっと高値で売れたのではないか。実はもっと安く買えたのではないか。買い手と売り手だけで行う、閉じた交渉の場では、本当に適正な価格で売買されたかを客観的に判断しづらいという面がありました。たとえば、これが株式市場であれば、このようなわかりづらさや不安感が生まれることはありません。裁判所の競売物件や国有宅地の一般競争入札とは違い、不動産会社やコンサルタントが新しく導入したシステムを指します。対象物件は、通常の市場で流通している新築・中古物件で、一般の人が誰でも参加できます。ホテルなどの会場で開催する場合と、インターネットを利用した場合があえります。